あけびかご/新聞ストッカー両手付き/角

宮本工芸のあけびの新聞ストッカー。

四角で手付きのきっちりと編み上げられたあけびのかごです。

読みかけの雑誌、ブランケットなどを収納して、ソファやダイニングテーブルの脇に置いたり、テレワークの時に仕事で使うものをひとまとめにしておくかごとしても十分な大きさです。


あけびは津軽地方の山に自生するつる性の植物です。
店主が小学生の頃、秋の遠足で山に行くと、木の枝につるを絡ませたあけびの紫色の実が、まるで木の実のようにぶら下がっていました。

もぎ取って食べる子、持ち帰って家族にあげる子、さまざまでした。

そのあけびのつるは、収穫してからすぐに使えるわけではなく、専用の場所で数ヶ月干し、編む時には1日から2日ほど水につけて柔らかくしてから編み始めます。

つるは昔のようにたくさん採れるわけではないので、1本1本無駄にならないように使う量を見極めながら水に戻し使います。つるを無駄にしないのも職人さんの大事な仕事です。

なぜなら、表皮も編み込んでいくあけびかごは、一度水に戻したつるは、また乾燥させて次に使うことはできないからです。

あけびのつるを無駄にしないように、黒いつるもかごの底の方に使用することも多いです。
(自然のあけびのつるには、赤茶色、焦茶色、黒っぽい色など、つるの色は様々です。)


お使いいただくうちに表皮のささくれなどは自然に取れてきますが、初めてあけびかごをお求めになる方は、どうぞご了承の上、ご注文くださいませ。

また、つるの節など、堅い部分は一つずつ削ってつるを整えたり、編む時にかごの木型に固定するため、釘を使うため、つるに穴があることがあります。

あけびのかごは、大事にかわいがって撫でてあげるとツヤも出て年月と共にかごが育っていきます。

ぜひ、あなただけのかごに育ててください。



size 約40cm×約27cm×高さ約22cm(持ち手含めた高さ27cm)

※手作りのため、サイズは1点ずつ異なりますので目安とお考えください。



素材の特性とご注意


あけびづる黒い部分 あけびづるひび割れ


すべて手作りのため、サイズは若干前後いたします。自然素材ですので、画像と色味が異なる事もございます。

青森で自生している素材を使っておりますので、ヒビ割れがあったり、黒点、黒いつる、はがれ、編む時にできる小さな折れなどございますが、これらは不良品ではございません。

これらによる理由での返品、交換はお受けできかねます。ご承知の上、お買い求めくださいませ。

蔓が衣類などに引っかかる事もありますので、ご使用の際は十分お気を付け下さい。

湿ったままにしておくと、カビなどの原因になります。

ぬれた場合は必ずよく水分を拭きとってください。
できればしまいこまず、使ってあげて下さい。
販売価格 30,250円(税2,750円)
型番 MA-069