岩手の篠竹の丸ざる8寸です。
岩手で昔から作られる篠竹の盆ざる。
お蕎麦やおにぎりを盛りつけたり、天ぷらを盛っても素敵です。野菜の水切りした後に、鍋にだし汁を入れて、ざるごと食卓に出すだけで食事の準備もできちゃいます。
汚れなどが気になる方は、クッキングペーパーを敷いてお使いいただくと、お手入れもラクですよ。
こちらも青森の根曲り竹細工と同樣に、冬の手仕事として発展してきた竹細工ですが、だんだんと作り手が少なくなり貴重な手仕事となっています。
ここ最近は篠竹の花が咲いてしまったことで採取できなくなり、材料自体が少なくなっています。
篠竹の皮を取り、縦に細く裂き、内側の身の部分は削って表面の皮の部分だけを丁寧にひごにしていきます。
そのため、弾力があって丈夫なかごになります。
初めは青っぽいような緑のような竹の色は、だんだんと黄色へと変わり、べっこうのような色に変化していきます。
(制作した時期や竹の採取時期によって、初めから黄色になっているかごもございます。)
製作の過程でどうしても竹を裂くときにささくれはできますので、布などに引っ掛けないようにご注意くださいませ。
サイズ 直径約25cmから26cm 高さ約5cmから5.5cm
(サイズはおおよそです。1点ずつ手作りのため、1cmから2cmほどサイズに違いが出ます。)
素材の特性とご注意
すべて手作りのため、サイズは若干前後いたします。
自然の素材ですので、画像と色味が異なる事もございます。また、まん丸な形ではなく、多少楕円になっているものもございます。手仕事のものとしてご理解ください。
青森で自生している素材を使っておりますので、ヒビ割れがあったり、黒い部分、はがれ、編む時にできる表面の小さな折れなどございますが、これらは通常見られるもので不良品ではございません。
これらによる理由での返品、交換はお受けできかねます。
ご承知の上、お買い求めくださいませ。
竹の色はほんのり青っぽい色から黄色になり、だんだんと色が濃くなっていきます。お使いいただきながら、色の変化をお楽しみください。
蔓が衣類などに引っかかる事もありますので、ご使用の際は十分お気を付け下さい。
湿ったままにしておくと、カビなどの原因になります。ぬれた場合は必ずよく拭いてください。
できればしまいこまず、使ってあげて下さい。
特にビニール袋に入れてしまうと、湿気などでカビが発生しやすくなりますのでお避けください。